探偵が見た浮気をする女性の心理

浮気と聞くと「男性がするもの」というイメージを抱く人は多いと思います。しかし男性の浮気のイメージが強いからといって、女性が浮気をしないというわけではなく、現実には女性の浮気も決して珍しいことではないのです。

また、同じ浮気でも、女性と男性とでは浮気の特徴や傾向が異なります。探偵をしていて分かった女性の浮気の特徴や傾向から、女性が浮気をする心理について紹介していきたいと思います。

浮気は男性がするイメージが強いことから、女性と男性で浮気が多いのは圧倒的に男性だと思われている人もいると思いますが、浮気調査の依頼者の男女の割合をみてみると、実はほぼ同数です。

つまり依頼対象者(浮気をしている人)の割合も男女同数だと考えられ、女性と男性の浮気の数は変わりません。女性は浮気をしないという考えは大きな間違いで、実際にパートナー女性の思わぬ浮気に頭を悩ませ、探偵に浮気調査を依頼する男性も少なくありません。

男性は浮気に発展する出会いも女性より多いと思われがちですが、実はこれも間違ったイメージです。

浮気調査の過程で「浮気相手と出会ったキッカケ」を調べてみると、同じ職場が5割、趣味仲間や友人などの交友関係が2割、出会い系・SNSが1割、キャバクラ・ホストが1割程度だということが分かりました。

女性が専業主婦などの場合は職場での出会いはなくなりますが、職場以外の出会いも残りの5割を占めていることから、どんな女性にも出会いはあると考えられます。

女性も働いている場合には男性と同じだけ出会いがあるのですから、出会いの数も男女で変わらないということです。

探偵として男女の浮気の特徴や傾向を分析してみると、女性と男性では、同じ浮気でも浮気の特徴や傾向が異なります。まず、女性の浮気は「とことんまでのめり込む人が多い」というのが、大きな特徴と言えます。

女性の場合は、日常生活よりも恋人のことに気を取られてしまう人が多く、浮気に本気になりやすい傾向があるんです。反対に男性の浮気はあくまでも遊びとして考え、普段の生活を優先させる人が多いです。

ただし女性でもキャリアウーマンタイプの女性の場合は、男性的な浮気をする人もいます。浮気を仕事の息抜き程度に考え、遊びとしてそれほどのめり込まないのが特徴的ですが、このような女性は珍しいタイプで、多くの女性は浮気にのめり込みやすい傾向にあります。

探偵として様々なカップルの浮気事情を見てきましたが、パートナーの浮気が明白になったときの行動も男女には違いがありました。浮気をした男性は浮気相手と別れる決断し、元のパートナーとの関係の修復を希望するケースが多いです。

しかし女性が浮気をした場合は、パートナーとの別れを決意し、浮気相手と第二の人生を歩もうとする人が少なくないのです。

それだけ女性の浮気は本気になりやすい傾向にあるということでしょう。

女性は男性よりも現実主義だと言われています。そのため恋人や結婚相手なども、現実的な思考で選ぶ女性が多い一方で女性は現実主義だからこそ、運命的な出会いや、非日常的な夢のような世界に憧れる傾向があります。

女性は心のなかに自分だけの花を育てているようなもので、花の養分になる感動や幸福感を与えてくれる存在に執着してしまうんですね。つまり非日常的な浮気という行動に女性は魅力を感じ、日常とは異なる幸福感を与えてくれる浮気相手にも本気になりやすいということです。

女性が浮気をする心理には、非日常性をもとめることが深く関係しています。実際に女性が浮気をする理由も、日常生活やパートナーへの不満が多いということが、探偵をしていて分かったことの1つです。

平凡で刺激のない現実に退屈さを感じたり、パートナーにときめきを感じなくなることで、非日常への憧れを強くします。

現実主義者として安定した生活をもとめる一方で、女性の心のなかには非日常への憧れが誰にでも眠っているということですね。もちろん全ての女性が非日常への憧れから浮気をするわけではありません。

たとえば好きな芸能人のファンになることや、趣味に没頭することなどで自分だけの非日常を楽しむ女性もいます。

非日常性をもとめた結果、浮気という行動に出るかどうかはその人次第だということです。

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